こんにちは、すっかりブログを書かなくなった雑魚、キキョウです
今回はラブライブ!サンシャイン!の劇場版、Over the rainbowを見た感想やらなんやらが自分の中でわちゃわちゃしてるのでアウトプットしていきたいと思います。
まず最初に、
このブログは既に映画を見た方が見ている前提で書いているので、まだ見ていない方はここで閉じてください。
普通にネタバレするし、オタクの妄言なんてものを先に目にすると初見の素直な感想を抱けなくなります。
そういうのって大事ですよ。
個人的にピックアップしたい点についていくつか大きく分けたので、箇条書きで1個ずつ話していきます。
・「ご都合主義」について
映画のみならず、物語を批評する時に「ご都合展開すぎる!」とキレる人をよく目にしますが、そんな人がこの映画を見たら憤死するんじゃないか?といった印象でしたね。
絶え間ないリアリティを無視した展開に、とても"アニメらしさ"を感じました。
月ちゃんとかもう一人曜ちゃんが欲しい!って作られたようなキャラだったし……
僕はラスト周辺で月ちゃんが影も形もなくいつの間にか消えるんだと勝手に思ってました、最後まで残ってたのでビックリした。ラブライブはファンタジーじゃなかった。
え、お前ら幼少期会ってたんか!?とか
従姉弟がちょうど昔イタリア住んでたってすげぇなとか
あの写真で場所わかるってマジかとか
いや公衆電話どうなってんねん取るか普通行くか普通とか
服投げて飛び込ませて時間稼ぐとか
展望台から光見えるってどうなってるん?とか
バルコニーから落ちてよく無事やったな?とか
お母さんよく一回のライブで許してくれたなとか
…こう書いてみると特にイタリアパートは凄い事になってるなぁ!?
イタリアパートは、μ'sのニューヨークとは違い、"イタリアに行く事"が目的ではないんですよね。
あくまでも目的は"3年生を探す、3年生に会って話す"事なので、目立った観光もしていないし、ライブをする事になったのも成り行きで、見栄えのいい舞台装置の役目が中心だった様に思えました。
3年生の旅行先が伊香保とか熱海でも問題なく話は回ったのではないでしょうか?
鞠莉のお母さんは劇中でスクールアイドルをバリバリに見下して婚姻を結ばせようとしていましたが、せっかくのホテルオハラのルーツの地、ホテルオハラの歴史や鞠莉母の想いに触れるシーンなどがあれば少し変わった印象を抱けたのではないかと思います。
後に触れる初手沼津街並み連打も絡みますが、
【6人のAqours】
【鞠莉の婚姻】
【学校の統合受け入れ拒否】
【理亞の苦悩】
と劇場版は解決すべき問題が多く2時間弱という時間でも足りてないように感じました。
だからこそ観光シーンができなかったし、感情の機微や各キャラの活躍も描き難かったんじゃないかなと思います。
あと一時間あればもっともっといい作品になれたはずなんです、そうすると周回しづらいけど…
・曲について
初手歌唱、歌い出しの入りはまさしくラブライブを感じさせる"劇中劇"に近い曲でしたが、長い、なーがい
ここだけの話、少し寝てました、レイトショーで眠かったんです、もう一度見に行きます。
気になった点と言えば、スポンサー出演を一気に処理したかったのかと思うような沼津の街並みももうちょっと上手く話の中に組み込んでほしかったような気がします。
迷走迷走メビウスループ、3年生曲がポンっと入ってきて、最初に連想したのは?=HEARTBEAT
後でTwitter見たら同じ人多くてやっぱそうだよね〜ってなりました。
初代オマージュは二代目ならではでとてもいいなと思いました、もう一度聞きたいですね。
Hop!Stop?Nonstop!!はとてもいい曲、何回も聞きたくなるしアケフェスに来たら叩きまくりたい。
みーらーいーは いまーのーさーきーにあーるー
の曜ちゃんがだいすき、
デキナカ↑ッタコトガデキタリ→
のダイヤさんもすき
だからこそ、衣装が惜しい……!
私服じゃなくてもうちょっとイタリアの陽気な雰囲気をインスパイアした衣装だったら、、、でもあれは私服だからこそなのかなぁ……
ライブで「みんながね、大好きだ!」の部分がコールになりそうなの嫌すぎるんですがどうにかして阻止できませんかね?
SaintSnowの新曲は、ありがとうございます……(;_;
そんな気持ち。
ステージもイタリアAqoursと対になる様な夜の大階段、イイ、、、
演出、瞬間移動カッコイイ、、、
衣装、カッコいい、、
歌詞、今までの大人への反骨心溢れた歌との繋がりを感じさせる自立を歌う歌詞だった気がする、、
いや、最高かぁ〜〜?????と一人劇場で悶えオタクになってしまいました。
SaintSnow関連の話に逸れますが、劇場版において、理亞の苦悩については結構綺麗に描かれていたと思います。
尊敬する姉が卒業し、姉の分まで無念を晴らす為にどうにかしなくちゃいけなくて、でもどうしていいかわからなくって、責任感から周りに目が行かなくて、結果物事はドンドン悪い方向へ進んでいく…
砂浜で急にキレたシーンについても納得がいく展開だと思います。
知らない人からすれば一瞬わけわからないというのもAqoursと視聴者を共感させるものでした。
最後の二組だけの決勝も、テレビアニメの終着点として大きなカタルシスが得られたし、良い、良いよ、函館行きてぇ…
そしてその問題にドンピシャ刺さる曲、届けたかった言葉…これぞラブライブだ…ありがとう…
最後のエンドロールにおいてもしっかり後日談が描写され、SaintSnowというグループの決着をとても綺麗にまとめていたと思います。
劇場版は、そんな理亞に向き合ったルビィがとても評価を上げたんじゃないでしょうか?
髪を拭いてもらうのを断っていたのもそうですが、1番映画の中で成長した描写が多かったかも?
というか絶対イタリア前と後で演技変えてると思うんですよね、
「だみぇだよ(。>﹏<。)」から
「駄目だよ(・`д・‘)」
くらいの違いがあった気がした、個人的に
次のAqoursの曲はマジで覚えてません。羽根の変化とか衣装とかエモポイントはあったはずなんだけどなぁ…
そんで最後、新生Aqours、6人で歌う!となった曲
のはずなのに
3年生が入ってきたのはちょっともにょっています。
衣装はイイ、1,2年は片翼で3年だけ両翼、あぁ、羽ばたいていくんだなぁ下級生はまだ成長途中なんだなぁとエモを感じた、翼の組み合わせでカップリングになるのかなとかアホな事も考えてた
でも歌っちゃダメじゃない?
実際のライブ会場では歌ってないし、今までやってきた事は消えないから、心の中には今も3年生がいるっていう表現をしたかったのはわかる
でも歌っちゃダメじゃない???
現実のライブ映えしないとか、ラス曲で3年生が歌わないのは不味いとかそういった都合があるのもわかる
でもダイヤさんが「これで本当に最後ですわよ」って言って二組だけの決勝で歌った後にそれは
ちょっと、なんだかなぁ…
間違った演出とはまでいかなくとも、僕は6人で歌いきってほしかったです。
3年曲→イタリア曲→1.2年曲→ラスト全員曲だったら綺麗にまとまってた気がしなくはない。
・津島善子さん出番多くない?
僕の推しなので注目しすぎなのかと思ってはいるんですが、全体的に9人のピック割合が歪な気がしてならないんですよね?
曜ちゃんとか月ちゃんに役目取られてるし、千歌の相談役はほぼ梨子だった気がするし
花丸もなんか食べてるか善子へのツッコミばっかだったような気がするし
言い換えるとこのキャラはここ!というシーンが少なかったと言える気がします。
フィルムが来てもどこ狙ったらいいかわからないね。
僕はヨハネ・アイが欲しいです。
・それでも映画は良いものだった
ここまでなんか批判に近いような事ばっかり書いてますが、僕の総合的な評価は
「いい劇場版だったな」
といった感じなんですよね
過程はどうであれ、ちゃんと映画内で挙げた問題を解決させしこりを残さなかったのは大きいんじゃないでしょうか。
僕の推しが結構露出の多かった善子なので、他推しの人の感想も聞いてみたいですね。
まぁ、ネット各所では酷評されているμ's劇場版をボロボロ泣いて見ていたような人間なので参考程度に考えてください。
一度でもラブライブ!サンシャイン!にハマったオタクなら楽しめると思います。
こんなブログを書いている今ももう一度みたいなぁってずっと思ってるので、特典の更新が待ち遠しいですね。
色紙が来たら9回見に行く運命を背負っているのでもっと細かい所まで見たいと思います。
誰か僕にアケフェスのシリアルを恵んでください。
長々と所感を書き連ねただけのブログでしたが、書いた本人は吐き出せて満足しています。
こんな感想を持ったオタクがいるんだなぁと暖かく見てください。
ご精読ありがとうございました。m(_ _)m
P.S センター総選挙は津島善子さんに入れてください。よろしくお願いします。、