キキョウの風見野秘密基地

ウィクロスとかまどマギとかバンドリとかオタ活の備忘録的な事をしていきます

【一日目】BanG Dream!5thLIVE Happy Party 2018感想

こんにちは、お久しぶりです

Nol改めキキョウです

 

ウィクロスの記事の更新がないのはごめんなさい、思ったよりナナシに人権が無くて悲しんでたんです。

近々両方のフォーマットアロスで書きます。

 

今回はウィクロスじゃなく、バンドリのライブレポを書きます!

なぜ書くのか、それは俺が明日きっと死んで別人になってしまうから…

 

遠藤ゆりかさんのリサ姉が終わる…その前に綴らなければ…

 

というわけで書いていきます、時系列順に印象に残ったことを書いていく備忘録に近いのでたぶん所々要領を得ません。ゆるしてください。

 

 

ライブの日の朝は早い。

時は午前4時、ライブと言えば物販!物販なら始発!

というわけで意気揚々と行ったわけですが、優先入場を持っていない僕は一般に並び、並んだ位置は

 
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優先入場1000

一般500~800のあたり?

 

つまり1800番目くらい。

 

 

不安しかない。。。

 

僕は今回紗夜さんのグッズを中心に買いに行ったのですが、何を隠そう紗夜さんのキャラセット、前日に公開された通販で唯一即完売しているのを確認済み。

 

 

朝の寒さに耐え、ぼっちでスマホを弄り、祈り、隣の単騎オタクと話し、祈り…

 

ついに自分の番。

 

 

 

 

紗夜さんのキャラセットは、売り切れていました。

 

 

絶望…というかリサ姉と友希那さんしか残ってないじゃん…。

ブシロード、そういうとこだぞ。

 

始発で間に合わないのは以前夏コミでシャフトに並んだ時以来。

今回は優先入場を買ってなかったのが悪かったので諦めましたが、悪魔に魂を売りたくなりました。

 

 

さてさて気を取り直して、今回のガルパライブ!

ライブだけれど、ホール内には自由に見れる展示物がある。

 
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こんな感じ、ミニガルパーティと言えばわかりますかね?

 

GEKIKUROのブースがいっぱい人並んでいてビックリした(小並感

アドアーズのキャッチャーブースもあったけれど、物販でお金が溶けたので撤退。

ESPブースのパスパレハメパチが一番心惹かれた。(耐えた)

 

紗夜さんを得られなかった僕は、ならばと紗夜さんを得に行く。

いざ、メモリアルピンズガチャ!!(2回¥1000)

 
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………

2回で被るとかさぁ…5分の1、引く…?

 

ここで折れかける心、しかし諦めない。

トレーディング系グッズは、何も自引きするまで回す必要なんてない。

 

そう、トレードすればいいのだ。

だが燐子2つはいくらなんでも手札が少ない、1つを道端の人に友希那さんに変えてもらった上でもう2回!

友希那

あこ

 

…紗夜さんは引けなかった。

その後さらにもう一回回し(あこ)、4回のトレードを経由し、無事全種揃えました。

 
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…当初と目的が変わっているような?

 

あとあれです、ブシロードの次の推し

レヴュースタァライトが展示されていました。

 

ショートPV見ただけで高揚するくらいには好きなので、まんま乗せられて追ってしまいそうです
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とりあえずその劇を見てみたいですね?

TVアニメはなんと来期、夏アニメなので皆さん見ましょう(ダイレクトマーケティング)

 

……

 

 

…はい。

すいません、わかりますよ、ライブのレポをはよせいって話ですよね?

 

 
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本日の席はE2の二桁台、まぁ悪くないけど…会場平らだからなぁ…って感じの席。

いつになったら僕はバンドリにアリーナクラスを用意されるのでしょうか。

 

最初のオープニングアクト、The Third(仮)

以前も思ったけど、声可愛いですよね、僕は思います

そしてそのセトリ。

1.That is how I Roll

2.えがおのオーケストラ!

3.Don't be afraid!

はいはい大体わかりましたよ~?次アレですね?でもどっちかな?アレっぽいけど超会議でやったって聞いたしな?とりあえずサイリウムは緑とピンク、よしいつでも来い!

 

 

オ  リ  ジ  ナ  ル  曲

 

度肝を抜かれました。いや、早とちりした僕が悪いんです。そんでオリ曲強かったのでもう何も問題ないです。

 

そしてPoppin'Party!

初曲は???ときエク?イエバン?なんだ!

 

1.ティアドロップス

 

やっっっっったあああああああああああああああああ!!!(言った)

楽しかった。家虎を癖で撃ちそうになった。身内でふざけて入れてるとこういう時ウズっとしちゃうから……やめようね!

いやぁいいスタートだった、正直食傷気味だけどいいでs

 

2.走り始めたばかりのキミに

 

ティアドロ終わり…っ…そのまま始まるはしキミ……っ!

ここで再度思い知らされる…!これが ”単独” ライブだと……!

凄く久々に聞いた、思えばガルパライブ→長崎→アニマ大阪と短いのばかりだった。

この後のセトリ、そして明日のRoseliaがめっちゃワクワクした瞬間でした。

 

3.アニメメドレー

 Ⅰ.私の心はチョココロネ

 地味に嬉しかった一曲、楽しい!

 

 Ⅱ.STARBEAT~ホシノコドウ~

 強い、アニメもこの辺は強いんだからもっと推して…ん??

 チョココロネは確か5話で、これが9話くらいのはずだから…時系列順??

 えっっ!?じゃあ、きらきら星(3話)は無いんですか!?!?

 衝撃の事実。

 

 Ⅲ.前へススメ!

 なんか知らないけどガルパ譜面のダカダカダカダカって感じが思い浮かんだ曲

 ポピパの歌詞ってストレートで直情的、そういうとこがいいんだと思います。

 

 Ⅳ.夢見るSunflower

 どちらかといえば前へススメに隠れてしまっているようなイメージ、僕は好きです。

 

幕間1.ポピパ特訓(さえりみ)

5thLIVEに向けてポピパの5人がそれぞれ特訓をするというもの。

Roselia2ndのキャラを崩してはいけないに似た、ネタバラエティ番組調の作り。

でも武道館もそんな感じだったっけ?両方BDに収録されてない(よね?)のが悲しい。もう一度見たい。

 

アコースティックタイム

恒例のアレ。休憩時間。お子ちゃまなので立ってはしゃぎたいなぁって前回も思ったんですが、今回は諸々で満足しました

 

4.Time Lapse

これは…良かったけど、普通に聞きたかったなぁって感じ。

前回もイエバンがアコースティックでちょっと悲しくなったんだよね、と回想

 

5.Yes!BanG Dream!

バブーしてる大橋彩香さんが可愛かった。あとなんかこの時のあやさ、めちゃくちゃ美人だったんですよね

でもイエバンのタイトルコールを聞いて少し落ち込んだのは事実

 

6.STARBEAT~ホシノコドウ~

うおっマジかって感じ、メドレーでやったし驚いた。

でもやっぱ、うん、アコースティックが映える歌だね。

 

幕間2.ポピパ特訓(へごあやさ)

前述とほぼ同じ、可愛かった。

内容にブログで触れていいか悩むんだよね、知らずに見たほうが面白い内容だと思うし。

 

7.キラキラだとか夢だとか~Sing girls~

言わずとしれたコール曲、もっと大事な場面でやると思ってた。

 

8.夏色SUN!SUN!SEVEN!

やー楽しい、クラップめちゃ忙しいけど正にはしゃごう!って感じの曲、大好きです。

サイリウム2本持ちしていてクラップするのって難しくないですかって二億回言ってる。

特訓の成果を披露する各メンバー、とても面白かったです。

 

9.八月のif

好きです。ハモリが綺麗、いや好き。映像も好きなんですよね、そのためにまだ見てない人はOVA見てもいいんじゃないかなって思うくらいには。

 

10.夏のドーン!

やっったたっっっっっっっっったあああああああああああああああ!!!!!!!!!

それだあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!

タオル回したいなぁって思ってた、やってくれないかぁって常々思ってた

ありがとう、楽しかったです。

 

11.CiRCLING

アンコール前ラスト。予定調和。初披露は嬉しい、それはその通り。

ラストに相応しい盛り上がりがあるかって言われるともにょっちゃう。

 

 

…ここで一旦メンバーは引き、最後の幕間映像になった訳ですが。

その内容がですね、もう言いますね、なんとなく嫌だったら戻ってくださいね?

 

 

 

 

リーダーの愛美に向けて、各メンバーからの手紙だったわけなんですよ。

 

普通に良い内容で、心が温まるようなものだったわけですが。

これが。これがですよ?

Roseliaでゆりしぃに対して行われたらどうなると思います?

 

答えは俺が死にます。

身体中の穴という穴から涙を流して心が無になります。

泣いてるゆりしぃを思い浮かべて俺も泣いてしまいました、たぶん傍から見たらモニターの映像で泣いてるように見えたことでしょう、酷い詐欺です。

 

今回のブログを書こうと固く決意したのはここでした、続き行きます。

 

 

12.(EN1)Light Delight

無いわけないよね、といった感じ。いい曲ですね、さっきのと相まって心が衰弱している僕には刺さりました。

 

 

で、で、でですよ

ここでまぁいつもの新情報、

新シングル、

ガルパライブ付属!?

あ、ポピパだけ?

え、他はじゃあどこ?

プチアニメ、

パスパレあったしね?、

はい、

アレは?

午前中さんざ騒がれたアレ、

あるんでしょう?

早く出しなさい。

 

 

…ここで僕は、二期がポピパの続きだと、思ってたんですよ

 

 

そこで映る湊友希那!!   

 

 

おっ…前期にもまぁいたしな!!!

そして続くポピパメンバー、ポピパメンバー…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映る弦巻!!!!!!!!!!!

 

!?!?!??!?!?!??!?!?!?!?wwwwwwwwwwwっw!?!?!?!?!?!???wwwwwwwwwww!!!!!????????

 

丸山!!!!!美竹!!!!!!

う、う、うわあああああああああああああああ!!!(眼の前が暗転して発狂モードに入る)

 

 

ちょっと大げさ、こんな感じの発表でした

でもめっちゃ嬉しい、アニメでしっかり動くさよひな、みさかのん、あやちさ…

 

う~~~~~~ん、ワクワクが止まらねぇぜ!(遊城十代)

 

寿命が東京オリンピックあたりまで伸びた気がした、

 

13.Happy Happy Party!

ビックリされるんですけど、実はこの曲、大好きなんです(KIZMHNY)

ポピパのポピパらしさ、楽しくヘイヘイを結構なレベルで形にした曲だと個人的には思っています。

ファンミの投票で選ばれなくて「なんで!!!!!???(憤怒)」となったのも記憶に新しいです。

 

風船が途中で飛んできたのが、ぽくていいなと思ったのですが案の定僕の手元には届きませんでした。

テープも取った事、無いんですよ?

 

 

総評としては、一期の、Poppin'Partyの集大成として行われた武道館ライブの感動には及ばなかった、といった感想ですが、ポピパのライブ、というもののしっかりした輪郭を見た気がしました。

 

 

………さて、明日ですね。

鬱であり、楽しみでもある。非常に複雑です。

ちょっとコールは控えめにして、しっかり目に焼き付けようかなと思ったりもしたのですが、たぶん抑えられないんだろうなあ。

 

今回のポピパは、完全オリジナル曲セトリで、メドレーを抜き12曲でした。

Roseliaのオリジナル曲もちょうど12曲。

アコースティックが無いし、メドレーをしていた時間で、ルフランとHacking to the Gate、できたらエタブレもやってほしいな、なんて強欲ですが…

とりあえずオリジナル曲は全部やるんじゃないかなと思っています。

軌跡もネオアスもなんというか、状況に合った歌だし。

 

Legendaryが強い、強いんですよ、是非やってほしいなぁ

 

しっかしアレですね、この僕の希望セトリが通ったら休む暇ないですね。

幕間も泣かせに来るだろうし、やっぱり明日僕は死んでしまうんだと思います。

 

ゆりしぃ関連は、交代先ですらもう予想するのも難しいですが、今回、武道館の時にあったオルゴール販売が物販にポピパ、Roselia共にありました。

今回の収録曲はメンバーセレクトらしく、

 

Poppin'PartyはHappy happy party!

Roseliaは……陽だまりロードナイトでした

 

つまりは、そういう事だと思います。

気が重い…。

Happy happy partyはアンコール後のラストの楽曲でしたが、陽だまりはいつ演奏されるのか…

そこにドキドキするのも、良いと思います。

 

明日、どうなろうと、僕がRoseliaを好きなのは変わりません!

ゆりしぃ最後のライブ、目一杯楽しんでいきましょう!!

 

 

それでは、長々とした駄文にお付き合いいただきありがとうございました

後々に見て、「そういえばそんなライブだったな」と思い出す一因にでもなれれば幸いです。

リムーブ制限所感〜アルフォウ編〜

前回の続きです。

 

今回はナナシに続き、黒ルリグのアルフォウでのリムーブ制限改訂の影響考察をしていきます。

よろしくお願いします。

 

【アルフォウ】

結論から言うと、僕の持つルリグの中で最もこのルール改訂が辛い娘です。

 

理由は複数あり、箇条書きにすると

・ルリグがレベル2までのためシグニ一枚一枚のカードパワーが低い

・ユニークスペルが無い

・以前よりデッキが掘れない

となります。

 

では一つ一つを詳しく見ていきましょう。

・一枚一枚のカードパワーが低い

 

これはナナシの方でも軽く触れましたが、リムーブ制限が施行された中で重要なのは"1枚で完結するまたはしかけるシグニ"です。

 

なぜなら、場に出せるシグニの枚数というのが明確に限られてくるからです。

 

そう考えると、アルフォウはルリグがレベル2までしかないという性質上仕方のない事ではありますが、辛い事に変わりはありません。

 

僕のアルフォウの基本ムーブとして、ヘイケとバイジェ、チャーム付けのシグニ達を使ったループ面開けがあります。

エナが許す限り回し続けられ、簡単に3面空けをすることができました。

ですが、リムーブ制限施行後は振れるパワーマイナスの最大値がある程度決まってしまいます。

「ヘイケを一体立てた状態で残り2面にチャーム付けシグニ」

このパワーマイナス総合値は

4000+4000をリムーブ前、リムーブ後で2回、合計16000。

「ヘイケ二体を立てた状態で残り1面にチャーム付けシグニ」

こっちの場合でも

4000*2を2回で16000。

これはレベル3の平均的なパワーを8000と考えると2体分と、3面空きません。

しかもこれは、

"メインフェイズ開始時にヘイケとチャーム付けシグニ達の置く場所が空いている"

"リムーブをそのループムーブに使う"前提での値です。

回した後にリンゼやシルシュ、サユラギを置いている余裕がありません。

 

近頃手札、トラッシュなどからの防御手段が増えてきたウィクロスでも、序盤の序盤となれば守る手段は限られるもの。

ならば常に3面を要求して吐かせたいところですが、今回の改訂はそれができなくなる可能性が高まってしまいます。

 

次の要素です。

・ユニークスペルが無い

切実です。リムーブ制限に対する解答がそもそも薄いんです。

選択する物語という便利カードはありますが、アルフォウは手札に引き込む手段が弱く、クラチャンやLBエナチャで飛んでいくと厄介です。

グレイブペインとか…アルフォウに貰えませんかね…

 

・デッキが掘れない

死活問題です。これが十分にできないとルリグはバニラになり、サユラギのパワーマイナス、イフリードの起動、バイジェの回収とまた拾い先にも困ります。

アルフォウの根幹と言っても過言ではないでしょう。

ルリグに能動的な効果がなく、動きの殆どをシグニに頼っている中で、そのシグニを出す数が限られてしまった。

3面埋まった状態でターンを返された場合、新しく出せるシグニは3体、少ない、あまりにも少ない…!

アタックに入る時にはサユラギやシルシュを並べていたい、でも主に面を開けるのはヘイケとガネシャ…

この二面性、シグニの役割がキッチリ別れている事が辛さの原因となっています

 

全部ひっくるめた感想としては、

止めデッキゆえ、試合の序盤にアドバンテージを稼ぐ必要がある中、ベストムーブが行いづらくなる。

試合が遅くなると、こちらの耐性も無いシグニ達はペリペリと剥がされ、相手のシグニは耐性を持ち始めさらに点を要求しづらくなる。

 

シユラギなどの追加は来ましたが、それでもアルフォウは次弾、本当に辛い状況にあると思います。

デッキの形を持てるルリグの中でユニークを持たないのはアルフォウだけなので、追加される事を願っています。

バニッシュして黒シグニ1枚回収とかが理想ですね、シグニコンボ前提なのはたぶん変わらないので。

もしくはレベル3以上を出してデッキタイプ事態を大きく変える方針にしてくるやもしれません。

情報待ちですね。

 

 

それでは、これで今回の記事を締めたいと思います。

ご精読ありがとうございました。

 

次の記事でお会いしましょう、Nolでした。

ウィクロスルール改訂後のナナシ【リムーブターン1制限】について

こんにちは、Nolです

 

世界大会からはや1ヶ月以上経ちましたが、皆さんはどんなウィクロスライフを過ごしていますか?

僕はバイトの都合上、あまり触れていないのですが、つい先日コングラスピサルを得る事ができて嬉しかったです!(参加者2名でしたが…(汗)

 

さて今回はタイトルにもある通り、2/22からのリムーブ制限についてです。

 

なぜこれを今更わざわざ取り上げたかというと、

"こういった大幅なルール改訂は施行前と後で大きく印象が違う"

というのが個人的な考えでして

 

じゃあ3月頃にこれを見返して、

「過去の俺マジで何言ってだこいつばっかでーwww」

って思えたら楽しいなって思ったので

 

"現状"思っている事を自分の所持デッキを絡めて書いていきたいと思います。

 

 

今回のルリグラインナップはこちらです

・ナナシ

・アルフォウ

・あーや

・アロスピルルク

・タマ(伍)

要するに今自分が握ってる蟹以外のデッキで、長文になるので、それぞれ記事を分けて書きたいと思います。

今回は僕がメインで使っているナナシです。

(蟹は宇宙軸に限界が見えてきたので練り直してます…)

 

それでは書いていきます、どうかお手柔らかに…

 

【ナナシ】

ナナシは現環境において、スペル軸にしない理由は無いと言っていいでしょう。

インサイダーは"ターン1・2エナ1枚・アーツ枠埋まる"と弱い所を上げれば多く、

比べ1手札1エナで黒シグニ2回収という性能をしたメディスンとThree out、イカ、トリトリが共存するのはまぁざっと書いただけでも脅威です。

 

ところが実を言うとスペル軸は死にます。

突然こんな事言ってごめんね、でも本当です。

 

2/22に大きなルール改訂が来ます、それが終わりの合図です。

程無くしてエンザソリティアができない事に気が付きます。

 

それから少し開けて、新規ミルルンに気づきます。

終わりです。

 

 

…と、いった茶番は置いておいて、新弾後の環境は中々にスペル型ナナシにとって中々に辛いものになると考えています。

 

リムーブ制限は、

"とりあえずエンザドロー貼り直しして貯菌貯めて考える"

のような従来の動きを縛るためです。

 

詳しく言うならば、

リムーブの回数が決まっている以上、ターンのメインフェイズ、その動き始めから終わりまでを最初に考えるべきであり、行き当たりばったりでは十分に動けない可能性が出てくる

ということです。

最初から最後まで、というのは少し大げさでしたが、

 

【ここまで動いてみて、そこからさらに動きを考える】

 

といったリアルタイム的思考が相対的に弱くなったのが今回の改訂の主な部分です。

その為、エンザノロウスのようなエナチャドローにて確定的でない要素が絡むシグニは使いづらく、1枚のカードパワー、盤面干渉力が重要になります。

ナナシにおけるパワーカード代表格はボツリネスとペズトですが、ペズトはスペル型では採用率が低く、ボツリネスは1面に立ち続けなければならないため、2面しか自由が無くなってしまう。

ただでさえ不確定的な動きがさらに不十分な状態で止まってしまう可能性があります、最後にイカなどを置くのであれば動ける範囲は更に減ります。

そうなればボツリネスの貯菌は貯まらず、カードパワーが発揮できません。

 

次に、リムーブの回数が限られるということは、また同時に

「シグニを場に出せる回数」

が明確になり、そしてそれは

「手札を使う事ができる回数」

が決められてしまう所まで繋がると考えられます。

ハンドを大事にしたい近頃の環境の中で、もっとも警戒すべきは勿論あの=赤い彗星=ですよね。

それへの警戒もまた薄く、難しくなりがちです

 

つまり、リムーブ回数が決められてしまうと、ボツリネスの貯菌は思うように貯まらず、攻撃時の理想盤面も作りづらく、手札も使い切れず調整しづらい。

攻めと守りの両方の面において弱体化してしまう、といった結論になってしまいます。

  

 

ここまでスペル軸を扱き下ろしてきましたが、スペル軸ではなくインサイダー軸でも、リムーブ制限は大きな影響を及ぼします。

 

ボツリネス、ペズトを置き、そこからウィルスの付け外しで3面開けを行う以上、自由枠は1面しか無いからです。

もし開けられたとしても、ボツリネスに十分な貯菌が貯まっているとは限りません。これだけでも相対的な弱体化です。

 

後は全てのルリグに言えることですが、クスリセラーのような手札交換系シグニが場と手札を圧迫し、邪魔になる状況が出てきます。

先程の説明と同様に、シグニのコンボで盤面を詰めていく中で、シグニを置ける回数が限られた今空いたシグニゾーンなどほぼ無いからです。

しかしここは序盤の強さを残しているので兼ね合いとなってきます。

 

また、相手の点要求がアサシンやランサーで、それを止めた場合、自分の場が空いてない状況でターンが回ってきます、これも重いです。

エナチャで空けるとしても、残り一面を使うためにリムーブ権を使用する必要があり、実質的な盤面ロックを強いられてしまいます。

 

 

では、ここまで書いてきたマイナス要素に対して、ではどのように対処すべきなのか。

選択する物語を採用できるのが本来一番なのですが、インサイダー型ナナシにはエナのそれを吐く手段がありません、スペル型には枠がありません…という悲しい状況。

ナナシのユニークは入れ得ではありませんが、15000に対し7000削ってノロウスラインに下げる、最後のウィルス3面目に使うなど痒いところに手が届く仕様です。

ナナシはシグニでの動きが最重要なルリグなので、効果ではなく面開けの手段としてだけでも2,3枚くらいは入れる、という所に最後は落ち着くのではないかと考えています。

 

 

おいおい、デメリットばかりじゃないかと思うかもしれません。

実際ナナシにはこのルール改訂は辛いです。クリシが欲しい、激奏が欲しい。

ですが、リムーブ改訂はナナシに少しなりと恩恵を与えてくれます。

 

それが、

【ユニークの重要性の向上】

です。もうお分かりですね、ええ、エナを増やさせません。

相手の方から手札を減らしてくれるのであればこれほど嬉しい事はありません、丁寧にRSで残りの手札を引き抜いてアーツを使ってもらいましょう。

 

…他にも新規アンや決闘文具などナナシにとっての不安要素はありますが、今回はリムーブ制限での動きの変化についてなので割愛します。

 

総括すると、

・ドロー、エナチャなど不確定要素の後の動けなさが引き起こす攻守の弱体化

・ボツリネス、ペズトが盤面を占めているため自由度が下がる

・手札交換系シグニの盤面、手札における圧迫

などのデメリットに対し、

・増えるであろうユニークスペルに対し強い

というメリットは見合っていません。

回す前から不安だらけ、回してみれば不安しかない。

でも私はこれより辛いルリグを知ってるからOK…とは、あまりならないですね…。

ナナシのみならず、黒のルリグは結構そんな感じなのではないでしょうか。

 

大きなルール変更ですが、ウィクロスを辞める理由には全然ならないので、(某OCG経験者)

普通に新環境、楽しみです、アニメも見ます。

 

それでは、ご精読ありがとうございました。

次のルリグの記事でお会いしましょう。

 

 

12/2 ウィクロス世界大会予選 について(ナナシ)

初めまして、Nolと申します

 

ウィクロスは始めて間もない新参者ですが、

自分の中で世界大会予選という大きな経験を得て感じたこと、

また今回の大会に際し構築も悩み通したので形として残したく思い、ブログを書くに至りました

 

経験不足の拙い発想、文章ですが、見てくださった方々に何かしらの影響を与えることができれば幸いです

 

では最初に、こちらが予選で使用したデッキとなります

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近頃Twitterなどでも多く見られるスペル採用型の物とは違い、シグニの回収をインサイダーに頼っているのが主な特徴となっています

インサイダー型にした理由ですが、

 

・スペルはトラッシュからの除外、またはハンデスの可能性による安定性の無さが大会予選に不向きに思えた事

・スペルカットインという相手が何かしら介入できるタイミングを作りたくなかった事

 

この2点が主な理由です。

 

そして、インサイダーが主軸というコンセプトに際し、

・エナを稼ぐノロウス、エンザの重視→各4投、ルリグ3をウィルス配備の物に

・守備用アーツの減少→鯖を多目に投入、点を序盤から守るように

といったような構築をメインとしています。

 

 

世界大会予選という大きな舞台に向け、構築を考える際に、

「ナナシの強み、戦い方」を考え直しました

其の後の登場により、盤面処理をしても相手のエナを増やさないという大きな変化をしたナナシ、試合後半に頼っても強そうですが制限時間が危ういため、

【序盤から点を取り、リソースを全て吐かせ切った上で押し勝つ】

で固めました

※この発想が今回の戦績において大きく裏目に出るのですが、後述します

 

主な戦法としては

ルリグ1~2:マイプラを中心に点を稼ぐ

ルリグ3:ノロウスで最低一面要求、エンザでウィルス3面は維持

ルリグ4:STナナシのコイン技を使用し、ボツリネスを置き貯菌ターン

ルリグ5:ウィルス3面を維持、貯菌を稼ぎつつ毎ターン二面要求

というオーソドックスな5ナナシであり、ボツリネスのシャドウが単純に強いです。いやほんと相手にはしたくない。

 

 

ナナシは面開け性能が高くシグニ効果が通れば毎ターン3面開け要求は容易であり、ボツリネスによって耐久戦もできる娘だと考えていまして。

では何を見て組むべきかと、仮想敵を立てました

それが

・ドーナ

・リワト

・カーニバル

この3ルリグです

 

バワー増減耐性・リソースお化け・耐久お化けといった主な苦戦理由、また新弾後の環境での使用率が高そうという理由で選び、

それらに対し、どういったカードを採用することで対処しようとしたのかを記述し、戦績と全体を通しての感想を書いて記事を終えようと思います。

(もう既に長い気がしますが…)

 

【ドーナ】

対ドーナで怖いのは、何と言ってもフゥライに他なりません。

パワー増減耐性を付け、毎ターンアサシンをされるなど想像しただけで悪夢のように思えます。

なので、今回は大幅にメタを張った構築となっております。

 

・ノロウス パワーダウンの絡まないフゥライ処理であり、手札、エナにおけるディスアドも無しと優秀なメタカードです。今回は主戦法とベストマッチしたため4投しております

・綾瀬   ノロウスの出現する条件である3面ウィルスが用意できない場合の手段です。 なるべくルリグは殴りたかったので曲げるくらいならこちらを打ちます。

・ヘルボロス 主な採用理由はやはり黒メタですが、ドーナに対してはフゥライを処理した後の蓋になります、白なのにトラッシュ回収も容易とかズルじゃないですか?

・フーリッシュ ドーナはフォーカラーを見送りこちらを採用するに至った主な理由です。上記ヘルボとこのアーツ両方との噛み合わせを考慮した結果のカイヅカ採用でもあります。

 

こうやって見るとピン差し軍団のほとんどが対ドーナに絡んでいることがわかりますね…

まぁ、今回当たらなかったんですが…

 

 

【リワト】

新弾が出た後、各地での優勝報告を見て、「これは来るな」と思っていました。

実際の動きは知らなかったのですが、当日別卓で行われる試合をチラ見した際にヤバさを実感しました。

 

・綾瀬 "エンジェルキラー"ですから。リワトに対しては3面要求が有効だと考えていたので、出す→リムーブ→インサイダー回収また出すでお手軽に二面を開けるつもりでした。

・ヴィックス ポセイドナがプロメウス・ムンカルンを背負ってくるとは聞いていたので、ならば下げて攻め手減らしてやろうと思ったのですが…実際はフレインやルリグ効果で先に処理されるだけだと気づいたのは大会後でした…

 

実質綾瀬一枚のみのメタですが出会った際は相応に活躍してくれると思います、出会えば…

 

【カーニバル】

毎アタックフェイズ鯖0化、テンドウ・スノロップによる回復、ラーイカ攻勢、実質5枚アーツと欲望の塊のようなこのルリグ。

シグニ効果は通るはずなのにボツリネス立てても勝ちきれません。

 

・ヴィックス スノロップ絶対殺すウーマン。ヴィックスにリソース割いて処理してくれるのならばそれはそれで嬉しい。

・ヘルボロス アノマリスアタックからオタガメ出てきて…などの事故回避用。ホルスやニホニンギョにも刺さる。

 

基本的にボツリネスのおかげで鎧袖一触が無ければ優位に立てると思っていますが、こちらの処理も毎回要求されるためやはり根比べになりがちです。対策してもしすぎることはありません。

 

 

今回、色々なルリグのメタカードとしてはエキノコ、イノディ、ブルーサジェスト、ブラックエイク、割裂などを他にも考えていましたが

上記の3ルリグを見た際に複数の用途を得られるカードを採用する結果に至りました。

 

これで構築関連の話は閉じまして、結果に移ります

 

12/2世界大会予選

1戦目:アロス先 勝ち チーム3-0

相手方が選択3枚をライフに埋めてしまっていたため、グロウ阻害してそのまま勝ち。

アロスに対しては面開けが不利に動くためインフルでアタック時を狙わなくてはいけなく、自分にとっては苦手な相手だったため嬉しいタナボタでした。

普通にやってたらわからなかったと思います。

 

2戦目:ウリス後 負け チーム0-3

序盤から攻め立てる、という意気込みが裏目に出た試合。

溜まったエナでエニグマを打たれ、攻めた結果手札減ったこちらが不利に。

ボツリネスもデッキに埋まってしまい、最後は虚幸に乗られて負け。

自分のウリス経験値の少なさを実感した試合でした。

 

3戦目:ミュウイマゴ先 勝ち チーム2-1

ボツリネス大活躍。毎ターンウィルス3面からのペズト手札起動ポレン手札起動によるアタックフェイズ貯菌貯めもうまく行えた試合。

対戦経験が無かったため緊張していて、割と無我夢中だった。

 

4戦目:5蟹(宇宙中心)後 分け チームジャン負け0-3

鯖切れでインサイダーが終わってしまい本格的にヤバさを感じつつ時間切れ。

相手方はコイン技使用済だが残りアーツ一枚、こちら次ターン鯖引きだったのでまだまだ続くと思われる

インパクトの強さを分からされた。

 

個人成績2-1-1 チーム2-2で予選落ち

 

大会を総合した感想としては、会場に杏子を同伴させた(下画像)にもかかわらず皆さん受け入れてくださったり、発声や行動のマナーがいい人が多かったなというのが一番印象に残っています。f:id:Nol3995:20171204045135j:plain

適度な緊張感と和やかさを含んだとてもいい雰囲気で、カフェインキメてたのもありますが終始興奮状態でした。

戦績の方は振るわず、知らないルリグをしっかり研究しないといけないと身にしみて思います。

初動で勝負が決まらないため、プレイングが大きく結果に影響するゲームだと再認識させられました。

WIXOSSはやっぱり楽しいですしまだまだナナシも回し足りませんし、突拍子も無く予選への参加を受けてくれた友人にも感謝を示しきれないです。

 

細かく言いたいことはちょくちょくありますが、総括してまた次回、大きなイベントに出たいなと思えるいい大会でした。

 

それでは長々とした文章ではありましたが、ご精読ありがとうございました

何か問題点・気になる所などがありましたらコメント等でご指示いただけますとこちらとしても嬉しいですし、励みになります

 

それではまた、次の機会にお会いしましょう。