初めまして、Nolと申します
ウィクロスは始めて間もない新参者ですが、
自分の中で世界大会予選という大きな経験を得て感じたこと、
また今回の大会に際し構築も悩み通したので形として残したく思い、ブログを書くに至りました
経験不足の拙い発想、文章ですが、見てくださった方々に何かしらの影響を与えることができれば幸いです
では最初に、こちらが予選で使用したデッキとなります
近頃Twitterなどでも多く見られるスペル採用型の物とは違い、シグニの回収をインサイダーに頼っているのが主な特徴となっています
インサイダー型にした理由ですが、
・スペルはトラッシュからの除外、またはハンデスの可能性による安定性の無さが大会予選に不向きに思えた事
・スペルカットインという相手が何かしら介入できるタイミングを作りたくなかった事
この2点が主な理由です。
そして、インサイダーが主軸というコンセプトに際し、
・エナを稼ぐノロウス、エンザの重視→各4投、ルリグ3をウィルス配備の物に
・守備用アーツの減少→鯖を多目に投入、点を序盤から守るように
といったような構築をメインとしています。
世界大会予選という大きな舞台に向け、構築を考える際に、
「ナナシの強み、戦い方」を考え直しました
其の後の登場により、盤面処理をしても相手のエナを増やさないという大きな変化をしたナナシ、試合後半に頼っても強そうですが制限時間が危ういため、
【序盤から点を取り、リソースを全て吐かせ切った上で押し勝つ】
で固めました
※この発想が今回の戦績において大きく裏目に出るのですが、後述します
主な戦法としては
ルリグ1~2:マイプラを中心に点を稼ぐ
ルリグ3:ノロウスで最低一面要求、エンザでウィルス3面は維持
ルリグ4:STナナシのコイン技を使用し、ボツリネスを置き貯菌ターン
ルリグ5:ウィルス3面を維持、貯菌を稼ぎつつ毎ターン二面要求
というオーソドックスな5ナナシであり、ボツリネスのシャドウが単純に強いです。いやほんと相手にはしたくない。
ナナシは面開け性能が高くシグニ効果が通れば毎ターン3面開け要求は容易であり、ボツリネスによって耐久戦もできる娘だと考えていまして。
では何を見て組むべきかと、仮想敵を立てました
それが
・ドーナ
・リワト
・カーニバル
この3ルリグです
バワー増減耐性・リソースお化け・耐久お化けといった主な苦戦理由、また新弾後の環境での使用率が高そうという理由で選び、
それらに対し、どういったカードを採用することで対処しようとしたのかを記述し、戦績と全体を通しての感想を書いて記事を終えようと思います。
(もう既に長い気がしますが…)
【ドーナ】
対ドーナで怖いのは、何と言ってもフゥライに他なりません。
パワー増減耐性を付け、毎ターンアサシンをされるなど想像しただけで悪夢のように思えます。
なので、今回は大幅にメタを張った構築となっております。
・ノロウス パワーダウンの絡まないフゥライ処理であり、手札、エナにおけるディスアドも無しと優秀なメタカードです。今回は主戦法とベストマッチしたため4投しております
・綾瀬 ノロウスの出現する条件である3面ウィルスが用意できない場合の手段です。 なるべくルリグは殴りたかったので曲げるくらいならこちらを打ちます。
・ヘルボロス 主な採用理由はやはり黒メタですが、ドーナに対してはフゥライを処理した後の蓋になります、白なのにトラッシュ回収も容易とかズルじゃないですか?
・フーリッシュ ドーナはフォーカラーを見送りこちらを採用するに至った主な理由です。上記ヘルボとこのアーツ両方との噛み合わせを考慮した結果のカイヅカ採用でもあります。
こうやって見るとピン差し軍団のほとんどが対ドーナに絡んでいることがわかりますね…
まぁ、今回当たらなかったんですが…
【リワト】
新弾が出た後、各地での優勝報告を見て、「これは来るな」と思っていました。
実際の動きは知らなかったのですが、当日別卓で行われる試合をチラ見した際にヤバさを実感しました。
・綾瀬 "エンジェルキラー"ですから。リワトに対しては3面要求が有効だと考えていたので、出す→リムーブ→インサイダー回収また出すでお手軽に二面を開けるつもりでした。
・ヴィックス ポセイドナがプロメウス・ムンカルンを背負ってくるとは聞いていたので、ならば下げて攻め手減らしてやろうと思ったのですが…実際はフレインやルリグ効果で先に処理されるだけだと気づいたのは大会後でした…
実質綾瀬一枚のみのメタですが出会った際は相応に活躍してくれると思います、出会えば…
【カーニバル】
毎アタックフェイズ鯖0化、テンドウ・スノロップによる回復、ラーイカ攻勢、実質5枚アーツと欲望の塊のようなこのルリグ。
シグニ効果は通るはずなのにボツリネス立てても勝ちきれません。
・ヴィックス スノロップ絶対殺すウーマン。ヴィックスにリソース割いて処理してくれるのならばそれはそれで嬉しい。
・ヘルボロス アノマリスアタックからオタガメ出てきて…などの事故回避用。ホルスやニホニンギョにも刺さる。
基本的にボツリネスのおかげで鎧袖一触が無ければ優位に立てると思っていますが、こちらの処理も毎回要求されるためやはり根比べになりがちです。対策してもしすぎることはありません。
今回、色々なルリグのメタカードとしてはエキノコ、イノディ、ブルーサジェスト、ブラックエイク、割裂などを他にも考えていましたが
上記の3ルリグを見た際に複数の用途を得られるカードを採用する結果に至りました。
これで構築関連の話は閉じまして、結果に移ります
12/2世界大会予選
1戦目:アロス先 勝ち チーム3-0
相手方が選択3枚をライフに埋めてしまっていたため、グロウ阻害してそのまま勝ち。
アロスに対しては面開けが不利に動くためインフルでアタック時を狙わなくてはいけなく、自分にとっては苦手な相手だったため嬉しいタナボタでした。
普通にやってたらわからなかったと思います。
2戦目:ウリス後 負け チーム0-3
序盤から攻め立てる、という意気込みが裏目に出た試合。
溜まったエナでエニグマを打たれ、攻めた結果手札減ったこちらが不利に。
ボツリネスもデッキに埋まってしまい、最後は虚幸に乗られて負け。
自分のウリス経験値の少なさを実感した試合でした。
3戦目:ミュウイマゴ先 勝ち チーム2-1
ボツリネス大活躍。毎ターンウィルス3面からのペズト手札起動ポレン手札起動によるアタックフェイズ貯菌貯めもうまく行えた試合。
対戦経験が無かったため緊張していて、割と無我夢中だった。
4戦目:5蟹(宇宙中心)後 分け チームジャン負け0-3
鯖切れでインサイダーが終わってしまい本格的にヤバさを感じつつ時間切れ。
相手方はコイン技使用済だが残りアーツ一枚、こちら次ターン鯖引きだったのでまだまだ続くと思われる
インパクトの強さを分からされた。
個人成績2-1-1 チーム2-2で予選落ち
大会を総合した感想としては、会場に杏子を同伴させた(下画像)にもかかわらず皆さん受け入れてくださったり、発声や行動のマナーがいい人が多かったなというのが一番印象に残っています。
適度な緊張感と和やかさを含んだとてもいい雰囲気で、カフェインキメてたのもありますが終始興奮状態でした。
戦績の方は振るわず、知らないルリグをしっかり研究しないといけないと身にしみて思います。
初動で勝負が決まらないため、プレイングが大きく結果に影響するゲームだと再認識させられました。
WIXOSSはやっぱり楽しいですしまだまだナナシも回し足りませんし、突拍子も無く予選への参加を受けてくれた友人にも感謝を示しきれないです。
細かく言いたいことはちょくちょくありますが、総括してまた次回、大きなイベントに出たいなと思えるいい大会でした。
それでは長々とした文章ではありましたが、ご精読ありがとうございました
何か問題点・気になる所などがありましたらコメント等でご指示いただけますとこちらとしても嬉しいですし、励みになります
それではまた、次の機会にお会いしましょう。